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2006年実績について

2006年に当外来で妊娠された方は376名いらっしゃいました。
下記のグラフは、どのような治療を受けて妊娠に到ったのかをグラフにしたものです。

グラフのように、人工授精とART(体外受精・顕微授精・凍結胚移植)で全体の49.2%を占めています。
最近では子宮鏡・腹腔鏡の治療を受けられる方より、体外受精を先に選択される方が増えて来ています。
このように治療の選択肢も増えているので、御自分に合った治療を選んでいただきたいと思います。
おおよその目安として、タイミング指導後は6ヶ月以内、卵管造影・通気は3ヶ月以内、腹腔鏡後は1年以内に妊娠される方がほとんどです。
この時期を過ぎた時は治療のステップアップが必要ということになります。
治療はなるべく自然に近いものから始まって、最終的には体外受精へと進みます。

2006年 生殖補助医療技術(ART)妊娠率

体外受精    42.1%(対移植)
顕微授精    27.7%(対移植)
凍結胚移植  67.5%(対移植)
人工授精     9.1%

2006年 当院の治療において妊娠された方

最高年齢           43歳(人工授精)
最長不妊期間        20年10ヶ月(凍結胚移植、39歳)
体外受精最多胚移植    4回
人工授精最多回数     9回
人工授精最少精子数  400万/ml
人工授精最低運動率    5%

これからも一人一人の患者様にベストを尽くして全力でサポートします。